納骨について

 納骨をする時期は明確に決まってはいません。すでにお墓を持っている方の場合は四十九日の法要に合わせて行うのが一般的ですが、火葬した当日に行う場合もあります。

 新しくお墓を建てる方の場合は、四十九日までにお墓を建てて納骨を行う方もいらっしゃいますが、故人様がご逝去された後、ご自身のお気持ちの整理をしながら、短期間で墓地区画の申し込みや墓石デザインの打合せを行うのは負担が大きい為、一周忌や三回忌までにお墓を建て、落ち着いて納骨を行う方もいらっしゃいます。

 いずれも場合も一度ご相談いただき、故人様・ご家族が満足できる墓石を建て、満足できる納骨式を執り行えるように丁寧にご対応させていただきます。

ご納骨の作業費用  10,000円(税込み)

納骨室の開け閉め、墓石や花立の簡易清掃、納骨後の納骨室の目地止めなどの作業費用です。

お線香や、花切りはさみ、着火の為のライター、バーナーの用意もしております。

また、雨天時や夏の暑い日には、パラソルやテントを準備させていただきます。

お戒名の彫刻について

 お戒名の彫刻についても時期は明確に決まっていませんが、四十九日の法要・納骨までに、墓誌や石塔の側面などにお戒名・俗名・没年月日・年齢を彫刻するのが一般的です。

お戒名の彫刻費用  33,000円(税込み)

※2人以上のお戒名を同時に彫刻する場合 1人目33,000円、2人目以降1名様25,000円(税込み)

 

 

 納骨の際にお墓の補修をご提案させていただくことがあります。

 お石塔や外柵の目地(石と石の間のつなぎ目)がボロボロになっていたり、地震などによって目地が剥がれ、石がずれてしまっている場合があります。そのままにしておくと、大きな地震で石塔が倒れてしまったり、目地の隙間から雨水がお墓の内部に入り込み、石の風化が進んでしまう可能性もあります。必ず補修が必要というわけではありませんが、お墓を安全で綺麗な状態で保つために定期的な補修をお勧め致します。

 また、石塔の「〇〇家」などの彫刻や、家紋、お戒名の彫刻などに入れてある色が薄くなってしまった場合は、色を入れ直すことで文字がきれいに見え、お墓の印象がかなり変わります。

 日常生活の中でお墓の補修について検討するタイミングはほとんどないのではないかと思います。ぜひ、納骨の際に改めてお墓の状態を確認されることをお勧め致します。また当社でも、状態を確認しお声掛けできればと思います。

 

補修工事の金額目安

目地補修・石塔のみ 2~3万円

目地補修・外柵のみ 4~5万円

目地補修・石塔外柵全体 6~8万円

石塔の耐震工事(石塔内部への穴あけ、耐震ボルト設置) 10万円

白文字の色入れ、金文字への金箔の貼り直し 5千円~2万円 文字数や範囲によります

石塔クリーニング(コケ、水垢、汚れ落とし) 3万円

石塔の磨きなおし(取り外し・再設置の費用を含む) 20万円

お墓の解体 30~50万円 区画の広さや石の量によります